[ハートネットTV] 不発弾で両目と両手を失って教師になる | NHK
https://www.nhk.or.jp/heart-net/artic… 「文字の獲得は光の獲得でした」 これは、2002年にNHK障害福祉賞を受賞した藤野高明さん(82歳)の手記の一節。 小学2年の時、不発弾の爆発で両目と両手を失った藤野さんは、学校で学ぶことが出来なくなった。当時、国の義務教育の対象に障害者は含まれておらず「就学免除」とされたのである。
転機は19歳の時。ハンセン病のために視力や指先を失った人たちが、舌や唇で点字を読んでいることを知り、唇で点字を読めるようになったことだ。翌年、大阪市立盲学校の中学部に入学。学ぶことの楽しさを知り、教師を志すように。「勉強したいと望む子どもをあきらめさせる教育」を自ら変えようと考えたのだ。
だが教師になるまでには、さらにいくつもの壁を乗り越えねばならなかった・・・。 どんな境遇にあろうとも、絶望して終わることを決めつけず、前へ前へと門をたたき続ける藤野さんの人生を、藤野さんの語りと手記で伝える。
【出演者】 藤野高明 【放送情報】 NHK Eテレ 毎週(月~水)夜 8:00~/[再放送]毎週(水~金)午後 3:30~ 福祉情報サイト ハートネット https://www.nhk.or.jp/heart-net/?cid=… ごちゃ混ぜで支えあう、多様性のある社会を目指して。 トーク、ドキュメンタリー、様々なスタイルで伝えます。