2020年(令和2年)7月1日,福山市は市制施行104周年を迎えました。
市制施行記念日にあたり,市長のメッセージを掲載しています。(7月5日まで掲載)
【メッセージ全文】
福山市は今年,市制施行104周年を迎えます。
1916年(大正5年)7月1日,人口約3万人の福山市が誕生しました。
この間,大水害や戦災に見舞われるなど,その道のりは決して平たんなものではありませんでしたが,先人の努力により,苦難を乗り越えてきました。
そして近隣市町村との合併を経て,今では人口約47万人,中国地方有数の産業都市として成長してきました。
今,日本は,人口減少・少子超高齢社会の到来という,大きな社会の変化の中にあります。
福山市も例外ではありません。
また,新型コロナウイルスの影響により,働き方や消費行動などが大きく変わりつつあります。
福山市は常に,20年先,30年先の将来を見据えた未来志向のまちづくりを進め,活力と魅力に満ちた輝く都市を実現していかなければなりません。
福山駅前の再生や産業団地の整備といった都市基盤の強化を始め,未来を担う子どもたちのための教育環境整備,鞆の浦を始めとする歴史・文化資源の磨き上げ,そして世界バラ会議の開催など新たな都市活力の創造に,更に力を入れてまいります。
さて,104年目の節目となる本日,福山城のライトアップがスタートします。
天守が再建されて約半世紀ぶりの「令和の大普請」も10月から始まります。
どうぞご期待ください。
これまで,まちづくりにご尽力された多くの先人たちに心からの敬意を表しますとともに,福山市の更なる飛躍を願い,市制施行記念日のご挨拶とさせていただきます。
2020年(令和2年)7月1日
福山市長 枝広 直幹