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【産経新聞】形を変えたら不要ゴミ減少 飲料メーカー各社、新型リサイクルボックスを10月設置へ/2022/9/30

【産経新聞】

2022/9/30

様々なゴミが捨てられ、「街のゴミ箱」と化している自動販売機横のリサイクルボックス。異物の混入が街中のゴミ散乱につながり、リサイクルコストの増加を引き起こしている。状況の改善に向け、一般社団法人「全国清涼飲料連合会」と一般社団法人「日本自動販売協会」が従来と形を変えたリサイクルボックスを用いて実証実験を実施し、2021年までに異物の低減を確認。飲料メーカー各社は10月中旬以降、業界統一仕様の新リサイクルボックスを設置していく。

新リサイクルボックスは、投入口の角度と口径を変えたのが大きな特徴。投入口が見えにくい角度・高さに設計し、異物を入れにくい小さな口径にした。蓋上に空き容器を放置できないように上部の蓋に傾斜をつける工夫もした。色も「ゴミ箱」感を払しょくするオレンジにし、業界統一仕様とした。

さらに、投入口の右横に「ゴミ箱ではありません リサイクルBOXです」と記した啓発ステッカーも掲出。視線の動きを考慮して、昨年の試作品で右側に設けていた投入口も左側に移動させるなど、細かなバージョンアップも図った。

本格導入に先立ち、試作品を使った実証実験を実施。2020年に東京都渋谷区、2021年に浜松市、岡崎市、津市、広島市で実験したところ、約3~5割の異物混入を低減することが確認できたという。

異物の混入は、異臭などリサイクル現場の作業環境悪化のほか、異物の廃棄費用が発生するため、リサイクルコスト増大要因になっている。新リサイクルボックスの導入で、課題の緩和を図りつつ、使用済みペットボトル回収向上にもつなげたい考えだ。全国清涼飲料連合会では、2030年度までにペットボトルの100%有効利用と、2030年までにペットボトルをリサイクルペットボトルとして使用する「ボトル to ボトル」比率50%を目指している。

新リサイクルボックスは、全国清涼飲料連合会が7月に行った会見で、今秋に全国統一仕様で展開すると表明していた。(大澤昌弘)


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