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【FLASH】仲本工事さんが交通事故で死去「この事故から学んでほしい」ネット上であらためて湧き上がる交通安全意識/2022.10.20 17

【FLASH】

2022.10.20 17

 ザ・ドリフターズ仲本工事さんが、10月19日に亡くなった。享年81。仲本さんは18日朝、横浜市西区で、交差点を横断中に車にはねられ、市内の病院に緊急搬送されていた。

SNSには、仲本さんの死を悼む声があふれているが、この事故をきっかけとして、交通安全の意識を高めるべきだ、という意見も少なくない。

《悲しきことではあるが、この事故から学んでほしい。横断禁止の道路は絶対に渡ってはいけないのでござる。過失割合のうち5-7割は歩行者の過失になると言われる。交通ルールを守ることが自分の命を守ることにつながるということを改めて認識してほしい》

《志村ショックでコロナへの危機感が高まったけれど、仲本さんの死をきっかけに高齢者の斜め横断を撲滅するようにせめて注意喚起になって欲しいです》

《片側2車線の右折レーンだったのか…残念だけど車は避けられないわ。しかしショックだなぁ…》

事故が起きたのは、信号のない交差点で、横断禁止の場所。すぐ近くには「横断禁止」の標識が立っている。朝の9時すぎで道路は渋滞しており、仲本さんは車の間を縫うように横断、右折レーンを走ってきた車と衝突したとみられている。信号、横断歩道がある交差点までは、数十mの場所だった。

《仲本工事さんが事故にあった場所、洪福寺交差点の一本手前の信号や横断歩道のない交差点。あと数メートル歩いたら洪福寺交差点で信号&横断歩道があるんだけど 普段からそうせずに道路を横断する人が多いのよね。ウチもここはよく通るから何度ヒヤッとした事か…》

というツイートもあり、普段から横断する人が多い場所だったようだ。

公益財団法人「交通事故総合分析センター」の資料によれば、交通事故死者のうち、65歳以上の高齢者が半分以上を占め、とくに歩行中の交通事故死者のうち、約7割が高齢者となっている。そして、歩行中に自動車と衝突し、死亡した高齢者のうち、54%が横断歩道以外の場所を横断して事故に遭っているという(交通事故総合分析センター イタルダインフォメーションNo.118より)。

横断禁止の道路を渡らない、とくに高齢者は要注意――というのはもちろんだが、運転する側が気をつけるべきことは何か。交通コメンテーターの西村直人氏に聞いた。

「よく通る道であれば、『ここは横断する人が多い』ということは、なんとなく気づくのではないでしょうか。そういう場所ではなるべく速度を下げる、そして『ここは飛び出してくる人がいる』という前提で運転したほうがいいでしょう。可能であれば、そういった危険な道は回避するのがベストです。

衝突被害軽減ブレーキを搭載した車も増えていますが、それでも防げない事故はあります。まったく見えないところから、いきなり車の前に飛び出して来られたら、避けることは不可能。今の時代、ドライブレコーダーは必須アイテムです。もし買い替えることがあれば、それまで使っていたものも捨てずに併用するのがお勧めです。新しいものとは別の方向に向けて使うのが有効です。

TwitterやYoutubeには、交通事故の動画が数多くあげられていますが、これらも参考になり得ます。ただ見るだけでなく、なぜこの事故が起きたのか、危険な個所はどこか、などに注意して見ていると、それだけで危険予知の認識率は高まるものです」

被害者にも、加害者にもなりうる交通事故。ひとりひとりの心がけが大切だ。

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