免許不要の次世代型電動車いすの販売が始まり松江市で試乗会が開かれました。運転免許を返納した後の高齢者の移動手段として注目されています。
簡単なレバー操作で自由に動かすことができる次世代型の電動車いす「WHILL」。
運転免許を返納した高齢者の新しい移動手段として東京のベンチャー企業が開発しました。今月20日から松江市の自動車販売店島根マツダが山陰両県で初めて販売を始め、報道関係者に披露されました。車いすタイプの2種類と9月に発売されたスクータータイプのあわせて3つのモデルがあり、いずれも免許不要です。軽量化され、折りたたんで車に載せることができるモデルもあります。
島根マツダ 豊島圭介社長:
「全国でも有数の高齢県で私自身もこれに乗らないとと思っている。できれば自分の住んでいる場所でも広めたいと思っている」
価格は車いすタイプが27万3000円から、スクータータイプが21万8000円で、島根マツダの5つの店で販売しています。