【テレビ愛媛】
2022.10月27日
このバスはただのバスではありません。
何と自転車をそのまま載せることができます。
サイクリストの強い味方ともいえるこのバス、伊予鉄が新たに導入し、27日に関係者にお披露目されました。
車体に描かれているのは四国のシルエットと自転車に乗ったみきゃん。
伊予鉄が新たに導入したその名も「サイクリングアイランド四国号」です。
このバスの最大の特徴は「自転車をそのまま積み込める」ことです。
内木敦也キャスター:
「今から実際に積み込んでみます。このまま持ち込めるんですね。そして、ここに車輪止めがありますので、ここにタイヤを載せて、前にスライドさせて、ここに固定されるんですね。ここにゴムがありますから、これを回して止める。これで完成です。非常に簡単に積み込みができました」
バスに載せることができるのは最大19台。
普通のバスに自転車を載せる場合に必要な、車輪を外したり分解したりといった手間は一切ありません。
また、自転車とは別に25人が乗ることができ、愛車とともにグループでバス旅行、旅先でサイクリングといった使い方もできます。
伊予鉄バス・清水達郎自動車部長:
「初心者にもやさしい乗り物に仕上げることができましたので、どんどん使っていただいてサイクリングを広めていきたいなというふうに思っております。分解とかをする必要なく自転車を積載できますので、少しまだ(サイクリングに)自信がないなとかっていう方も安心して参加できると思いますので、ぜひご利用いただければと思っております」
自転車をそのまま載せられるこのバスは、30日に開かれるサイクリングしまなみでもお披露目され、11月からサイクリングツアーやイベントなどで本格的に運行します。