【中国新聞】
2022/11/05
広島県福山市鞆町沖に来年4、5月の2回にわたり、フランス船籍の豪華クルーズ船が寄港する計画があることが4日、分かった。市によると、同市沖に外国のクルーズ船が寄港するのは初めて。市は2025年に開催される国際イベント、大阪・関西万博と世界バラ会議福山大会を踏まえ、「日本遺産」の鞆の浦など福山の魅力を発信する機会になると期待する。
市によると、寄港するのは「ル・ソレアル」(1万700トン、全長142メートル)。 フランス人を中心に約240人が乗船する見込み。鞆町には4月21日と5月17日にそれぞれ5時間程度立ち寄る。船は仙酔島沖に停泊し、乗客はボートで鞆港を訪れ、町並みの散策などを楽しむ。5月17日は同県尾道市にも立ち寄る予定。