【RCC】
2022年11月29日
子どもたちのあきらめない気持ちを育みたいと、元F1レーサーでプロ自転車チームを率いる片山右京さん…。
自転車競技を体験できる特別教室を開きました。
東広島市の自動車学校で開かれた通算11回目の「片山右京チャレンジスクール」。集まった小学生以下の子どもたち21人に、右京さんが語りかけます。
片山右京さん
「夢とかってねえ、がんばってやりたいっていうと、意外となれるの」
「みんな、1日がんばるぞ」「おお!」
まずは自転車の基本的な交通ルールから学びます。
「道路の左側、左手の方向、これが左側通行っていうんですね」
2009年に始まったこのイベント。コロナ禍で中断した2年間を除き毎年、続いています。スタッフとして盛り上げるのは、東広島市に拠点を置く「チーム右京」の育成チーム「レブ(=フランス語で夢)」。高校生を中心とした8人のメンバーが、デモ走行を披露します。レブはことし、11人が新加入し、来シーズンは総勢30人でレースに挑むそうです。
そして、未就学児たちが自転車にまたがり、レースです。中には、補助輪付きのかわいらしい姿も…。続いては、小学生のレース。こちらはより本格的となり、ラン300メートルと自転車600メートルからなる「デュアスロン」に挑戦です。
子どもたちに全力を尽くす大切さを感じてほしいと願う右京さん。このイベントに「レース」として競う要素を取り入れることが、何より欠かせないといいます。