子どもの貧困の現状や支援について考えるシンポジウムが開かれ、団体同士が連携し易くなるアプリの開発など活動の幅を広げる新しい仕組みが提案されました。

シンポジウムには子ども支援の現場で活動する4人が登壇し子どもの貧困の現状や支援体制について意見を交わしました。

食事支援に取り組む伊江玲美(いえ・れみ)さんは活動のきっかけになった出来事を振り返り、様々な事情を抱え自宅で夕食を食べられない子ども達がいる県内の現状を共有しました。

食事支援に取り組む 伊江玲美さん
「その子たちに『お家に帰んないの?」すると『お家に帰っても誰もいないし』『ご飯どうするの?』『まぁお菓子ぐらいでいいでしょう』。本当にこういうことがあるんだっていうことを、身をもって経験したことから私の活動が始まっています」

このほか、団体同士が連携し易くなるアプリの開発など活動の幅を広げる新しい仕組みが提案されました。