【朝日新聞】
2023年7月15日
三日月形の砂浜で知られる海水浴場、クレセントビーチ海浜公園(広島県福山市内海町)で14日、夏の訪れを告げる海開きの式典が行われた。海辺の安全や天候の安定を祈願した後、地元のこども園の園児らがマダイの稚魚2千匹を放流した。
コロナ禍で2020年から制限付きの運営が続いていたが、今年は4年ぶりに平常に戻る。「海の日」などの3連休が始まる15日から、売店やバーベキューコーナーの営業を始める。指定管理者の田島漁協の兼田雅彦組合長は「昨年の利用者は約1万4千人。今年はコロナ前に戻り、2万人以上を期待しています」。
この日午前、現地の気温は29度。稚魚を放流した園児らは白い砂浜で足まで海に入り、「冷たい」「泳ぎたい」とはしゃいでいた。(西本秀)
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