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【walkerplus】「ヘリ・コプター」じゃなくて「ヘリコ・プター」なの!?意外なところで区切る言葉30選/2023年8月14日

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2023年8月14日

こんにちは。クイズを愛する2児のサラリーマンけんたろ( @kenlife202010 )です。クイズ好きが高じて、日本語や雑学に興味を持つようになり、X(旧Twitter)ではクイズを中心に言葉の知識や雑学ネタを発信しています。

こちらでは「言葉にまつわる知識」をテーマに、よくある日本語の間違い、実は知らない身近なモノの名前、漢字、社会人としての言葉、言葉の雑学などをお伝えしていきます。

今回は 「意外な区切れの言葉」 です。

意外なところで区切る言葉30選

単語は2個以上の言葉の意味が組み合わさって成り立っているものも多く存在します。そのため意味上区切れるポイントが存在します。例えば「日本語」という単語であれば、「日本+語」でできているため「二ホン・ゴ」と区切れます。これは誰もがわかる区切れのポイントだと思います。しかし、世の中には「え!?そこで区切るの!?」という言葉が存在します。何となく音的にだったり、似ている言葉と同じと考えたり、勘違いして捉えているものがあります。

今回はそんな意外な区切れ方をする言葉を厳選して30個ご紹介します。

ヘリコ・プター
“ヘリ”と略され、ドラえもんのひみつ道具でも「タケコプター」があったりするので、「ヘリ・コプター」と捉えている方も多いのではないでしょうか。語源はギリシア語の“helix or helic(螺旋)”と“pteron(翼)”で、これらが組み合わされた造語が元になっています。

カ・メハメハ
ドラゴンボールの必殺技である「かめはめ波」のイメージから最後のハで区切れると思い込んでいないでしょうか。ハワイ語の“ka”は、英語の“the”にあたる表現で、“メハメハ”は「孤独な」という意味の言葉です。つまり「孤独な人」という意味になります。カメハメハ大王なのにちょっと寂しい意味ですね。

キリマ・ンジャロ
アフリカ大陸の最高峰の山ですが、まさかンの前で区切れるなんて思いませんよね。スワヒリ語で“キリマ”は「山」、“ンジャロ”は「輝く」という意味になり、「(白く)輝く山」というのが語源の通説ですが、はっきりしたことはわかっていません。しかし、アフリカでは珍しい積雪する山なので白く輝いているのは間違いありません。

ドン・キホーテ
激安の殿堂として人気の総合ディスカウントストアで「ドンキ」の愛称で知られていますが、会社のWEBサイトを見ていただくと一目瞭然ですが、ドンで区切られています。店名の由来はセルバンテスの長編小説「ドン・キホーテ」から来ており、「ドン」とは、名前の前につけて敬意を示すスペイン語の表現です

プリマ・ドンナ
イタリア語で“Prima donna”は、オペラの主役となる女性歌手を意味します。「マドンナ」という言葉が知られているのでこちらもプリで区切れると思ったら少し違います。そもそもマドンナは“ma donna”であり“ma”が「私の」、“donna”が「淑女・婦人」という意味です。一方、“prima”は「第一の」という意味です。

ア・カペラ
楽器の伴奏なしに歌う合唱様式のことです。そもそも区切れを意識しない言葉かもしれませんが、アカベラはそもそもイタリア語です。イタリア語で書くと“a cappella”。“a”は場所を示す前置詞で、“cappella”は礼拝堂を意味します。英語の“chapel”の元でもあります。

クー・デター
クーデターはフランス語で「国家への一撃」と無駄にカッコいい意味を持ちます。フランス語で書くと“coup d’état”であり、“coup”は打撃、“d’état”は「国家への」を意味します。英語では「クー」と略して言ったりするようです。

コ・エンザイム
日本語で「補酵素」を意味します。よく栄養補助食品として販売されていますが、なんとなく「コエン・ザイム」と区切ってはいないでしょうか。英単語にするとわかりやすいのですが、“coenzyme”は“co-“が「補」を意味し、“enzyme”が「酵素」を意味しています。

コレ・ステロール
ギリシア語の “chole-(胆汁)”と “stereos(固体)”からコレステリン (cholesterin)と命名されたのが語源とされています。悪いイメージを持たれがちですが、生きていく上で大事な栄養素の1つです。ただ悪玉コレステロールの摂り過ぎは注意したいですね。

ニュー・ジーランド
「ディズニーランド」などのようにランドの前で区切りたくなるところですが、ニューは“New(新しい)”なので前半で区切れます。ニュージーランドに最初に到達したヨーロッパ人探検隊リーダーがオランダ人だったため、母国オランダのゼーラント地方にちなんで「新しいゼーラント(ノバ・ゼーランディア)」と名付けたことに由来します。

クアラ・ルンプール
クアラルンプールはマレーシアの首都です。マレー語で「泥が合流する場所」という意味です。かつてスズの鉱山の町として発展したため、 地下から掘り出したスズを川の水で洗うと泥のように濁った川となってしまいました。そこからクアラ(川の合流地点)、ルンプール(泥)という地名がつきました。

ウラジ・オストク
ウラジオストクは東京から最も近いロシアの都市です。ロシア語のヴラジ(支配する)+ヴォストーク(東)=「東方を征服せよ」が由来となっています。この街の建設によって太平洋岸へ進出し不凍港を獲得することができました。

プエルト・リコ
なんだかかわいい区切れ方ですが、実際意味の上でも素敵です。スペイン語で「Puerto Rico」と書き、“Puerto”は「港」、“Rico”は「豊かな(美しい)」といった意味。つまり、「豊かな港」という意味です。カリブ海に浮かぶ島国ですが、いつか行ってみたい国です。

トリ・ケラトプス
トリケラトプスは3本角が特徴的な中生代後期白亜紀の恐竜です。古代ギリシャ語で「トリ」が3、「ケラトプス」が角を持った顔といった意味。つまり、3本のツノを持った顔というのが語源となっています。

トリ・コロール
トリコロールはフランス国旗の別名として知られていますが3色旗を意味します。フランス語で“tricolore”はトリケラトプス同様、“tri-“が3を表し「3色の」という意味です。“tri”の後ろはよく見ると英語の“color”と同義ですね。

ペン・シルベニア
ペンシルベニアはアメリカ北東部に位置する州です。ペンシルベニア植民地総督であったウィリアム・ペンの「ペン」と、ラテン語で森を意味する「シルバニア」から来ており「ペンの森」という意味になります。おもちゃで人気のシルバニアファミリーも「森の家族」という意味です。

ペレ・ストロイカ
ペレストロイカとは1980年代後半にソ連で進められた政治体制の改革です。ロシア語で「ペレ」は「再び」を表す接頭語で、「ストロイカ」は「建築・構築」を意味するため、「再構築」を意味します。

シャングリ・ラ
シャングリラはイギリスの作家ジェームズ・ヒルトンの小説「失われた地平線」に登場する理想郷で、理想郷全般を指す言葉でもあります。語源はチベット語で「シャング」は「シャンの山」を、「ラ」は「山の峠」を意味することからきています。

スリ・ジャヤワルダナ・プラ・コッテ
スリジャヤワルダナプラコッテはスリランカの首都です。「コッテ」が元々の街の名前でしたが、1985年に遷都を行った第2代大統領ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナの名前にちなんで改名されました。「スリ」が「聖なる」、「ジャヤワルダナ」が「勝利をもたらす」、「プラ」が「都市」を意味しています。

ブルース・リー
ブルースリーは香港の武術家であり、映画「燃えよドラゴン」などのカンフー映画の主演俳優です。截拳道の創始者としても知られています。たまに「ブルー・スリー」と勘違いしている人がいますが、名字の「リー」は本名の「李 振藩」から来ています。

カラス・ノエンドウ
カラスノエンドウは春に見かけるマメ科の蔓性植物です。漢字で書くと「烏野豌豆」であり、「ノ」は助詞ではありません。サヤごと真っ黒に熟した状態がカラスに似ていることから命名されました。

トゥト・アンク・アメン
ツタンカーメンの名で知られる古代エジプトの第18王朝の王ですが、厳密な表記にするとトゥトアンクアメンとなります。「トゥト」が「姿似」、「アンク」が「生ける」、「アメン」が古代エジプトの守護神であるアメン神を意味しています。つまり、名前の意味は「アメンの生ける印」となります。

張本・人
事件を起こす元になった人を指す言葉ですが、「張本」は古くは“チョウボン”と言い、伏線を表す言葉でした。日本では、伏線から「あらかじめ用意する」となり、さらに悪事の元という意味に変わっていきました。そこにさらに「人」がつき、日本独自の言葉になりました。

登・竜門
立身出世のための難しい関門を指す言葉ですが、「竜門」とは中国の黄河上流にある急流の難所のことです。ここを登った鯉は竜になるという言い伝えに由来する言葉です。

無・礼講
地位や役職を気にせず礼儀を抜きにした宴会のことで、「今日は無礼講だからじゃんじゃん飲め!」のような使われ方をします。「礼講」とは神事で神に供えられたお酒を参列者が身分の高い人から順番にいただくこと。それが無いので、礼儀作法や堅苦しいことを抜きにするという意味になりました。

五里霧・中
すっかり迷ってどうしていいかわからない状態を意味する四字熟語です。「五里霧」とは五里四方に立ちこめる霧のことで、その霧の中で方角を失うことから現在の意味で使われるようになりました。

清・少納言
平安時代中期の歌人です。父も歌人の清原元輔で、「清」はこの性から来ています。本名は不明。「少納言」は朝廷の最高機関である太政官の職の一つですが、清少納言自身が少納言だったわけではありません。父親や子との関係性から付けられる「女房名」が宮廷に仕える時などに使われていました。ただ、清少納言の場合は近縁の誰かの官職名と考えられていますが定かではありません。

言語道・断
あまりにひどくて言葉も出ないほどであることを意味します。「言語道」は言葉である言語で説明する方法。つまり、それを断つほどという意味になります。元々は根本的な真理は言葉では説明しつくせないことを意味していましたが、転じて言葉では言い表せないほど甚だしいことを意味するようになりました。

三・半規管
3つの半規管の総称です。半規管とは耳の中にある「外側半規管」「前半規管」「後半規管」を指します。平衡感覚を司っており、外側半規管は水平回転、前半規管と後半規管は垂直回転を感じ取ります。三半規管を鍛えることで乗り物酔いや目まい軽減に繋がります。

間・髪を入れず
すぐにという意味で、「間不容髪」という言葉から来た成句です。間に髪の毛一本を入れるすき間もないということから来ています。ちなみに正しい読み方は「かんはつをいれず」です。

いかがだったでしょうか?

意外だったものが多かったのではないでしょうか。特に外国語由来のものはカタカナだけで見ているとわかりづらくなっていますよね。語源を辿っていくと、単語の成り立ちが見えてきます。複数の単語から成り立っているものや、人名に由来するものなどさまざまあります。身近な言葉で語源を調べてみると意外な発見があるかもしれませんよ。


 

 

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