一歩踏み出す力をみつけよう~ひきこもり相談について~
フリースペース 「YuRuRi」 |
青少年自立支援事業社会体験活動プログラムの様子 |
ひきこもりとは
厚生労働省の定義では「さまざまな要因によって社会的な参加の場が狭まり,就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」とされています。
2022年度の内閣府の調査では,15歳~64歳の人のうち,146万人がひきこもり状態にあると推計されました。
誰でもなる可能性があります
ひきこもりになってしまうきっかけとしては,成績の低下や受験・就職の失敗,職場不適応,いじめ,失恋などが考えられます。しかしながら必ずしも一つのことが原因とは限らず,理由が全く分からないケースもあります。ひきこもりは誰でもなる可能性がある問題です。
ひとりで悩まず,助けを求めていいんです
ひきこもり状態にある人は,自分でできることをしたい,働きたいなど悩みながら苦しんでいます。家族や周りの人たちの認識として,ひきこもっている期間は「生きるための」エネルギーを貯めている「充電期間」と捉えることが大切です。
本市ではひきこもりの支援として,仲間づくりをしながらボランティア活動などを行う「福山市青少年育成自立支援事業社会体験活動プログラム」や,ひきこもり相談窓口「ふきのとう」を設置しています。そのほか市ホームページには「福山市社会資源マップ 子ども・若者相談支援機関ガイド」を掲載し,ひきこもりや不登校・ニート問題を抱える人やその家族の支援に関わっている機関などを紹介しています。また,「自由に利用できる場所」若者・青少年が「居場所」として,市役所東棟1階 若者・くらしの悩み相談課にフリースペース「Yu RuRi(ゆるり)」を設けています。
ひきこもりは,家族の問題,自分で解決しないといけないと思いがちですが,解決するには,本人や家族の努力では困難なこともあります。そんな時は第三者の助けを求めることが大切です
【ひきこもりに係る相談先】
←社会資源マップはこちら
〇ひきこもり相談窓口「ふきのとう」(全世代対象)
福山市健康推進課(084-928-3421)
〇福山市スポーツ協会青少年育成課(若者・青少年対象)
福山市自然研修センター「ふくやまふれ愛ランド」
(084-952-1177)
〇若者・くらしの悩み相談課(若者・青少年対象)
(084-928-1297)
その他支援をしている機関や団体もあります。家族の
相談も可能です。
このページに関するお問い合わせ先
若者・くらしの悩み相談課
電話:084-928-1297