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“年齢のせい”だと思っていませんか?  元気で自分らしく過ごすためにできること/2023年10月1日更新

2023年10月1日更新

フレイル(加齢に伴い,筋力や心身の活力が低下すること)は,身体機能の低下や社会とのつながりの減少,低栄養など,複数の要因が重なりあって起こると言われています。
加齢とともに起こる様々な身体の変化や,多くの薬を服用することによる副作用なども,フレイルの原因となることがあります。

10月10日は「目の愛護デー」。目や耳のことを気にかけていますか?

今年度のテーマは「守ろう目の健康・防ごうアイフレイル 年に一度の眼科検診で寿命をのばしましょう」です。
これを機に,目や耳を含めた自分の身体の状態をチェックしてみましょう。

目について

あなたの目の見え方は大丈夫?

加齢に伴う目の衰えや,紫外線などの刺激によって目の機能は低下します。
見にくさや目の不快感を放置すると,さらに衰えが進みます。目の機能が低下することで外出や移動が不安になり,外に出る機会が減ることで,フレイルのリスクが高まります。

やってみましょう!見え方チェック​

 
該当にチェック 内容
目が疲れやすいですか?
新聞が読みにくくなりましたか?
段差が見えにくくなっていますか?

(福山市政策顧問 大内尉義先生監修)

チェックリストに1つでも当てはまれば,フレイルに繋がる恐れがあるので,早めに眼科医に相談しましょう。早期に発見することで,適切な予防・治療が可能となり,進行を遅らせることや症状を和らげることができます。
また,定期的に目の健康を振り返り,快適な見え方を維持しましょう。

耳について

あなたの聞こえは大丈夫?

加齢とともに,聴力は低下します。65~74歳の3人に1人,75歳以上の約半数は難聴に悩んでいるといわれています。
難聴により,家族や友人とのコミュニケーションがうまくとれず,社会との繋がりが減ることで,フレイルのリスクが高まります。

やってみましょう!聞こえのチェック

 
該当にチェック 内容
他人の話が聞き取りにくくなっていますか?
テレビの音量が以前より大きいと家族に言われますか?
補聴器を使うようすすめられたことがありますか?

(福山市政策顧問 大内尉義先生監修)

チェックリストに1つでも当てはまれば,フレイルに繋がる恐れがあるので,早めに耳鼻咽喉科に相談しましょう。また,定期的に聞こえのチェックを行いましょう。
日常生活での注意点として,耳に優しい生活を心がけましょう。大音量でテレビを見たり音楽を聴かないように心がけ,静かな場所で耳を休ませる時間を作りましょう。

知っていますか?ポリファーマシー

高齢になると,複数の病気ををかかえ,それに伴い複数の医療機関を受診することで,服用する薬が増えることがあります。
「ポリファーマシー」とは,多くの薬を服用しているために,副作用を起こしたり,きちんと薬が飲めなくなっている状態のことをいいます。
ポリファーマシーにより,ふらつきやめまい,食欲低下や,気持ちの落ち込みなどの症状が起こり,フレイルにつながる恐れがあります。

ポリファーマシーを解消するために

かかりつけ薬局を持ちましょう。

服薬の状況を長く総合的に把握してもらえ,市販薬も含めて適切なアドバイスを受けることができます。

お薬手帳は1冊にまとめましょう。

手帳に,病歴やアレルギーなどの基本情報や気になることをメモして活用することもできます。

「お薬相談通知書」を対象の方に送付しています

対象者

65歳以上の方で,次のいずれかに該当する方

  • 複数の医療機関から同じ成分の医薬品を処方されている
  • 複数の医療機関から7種類以上のお薬を処方されており,かつ,月14日以上継続している
福山市からのご案内

対象者には,処方されているお薬の情報を記載した通知を送付しています。

通知が届いたら,薬局に持参し,同じ成分の薬や飲み合わせの悪い薬が処方されていないか確認してもらいましょう。

このページに関するお問い合わせ先

健康推進課
Tel:084-928-3421


 

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