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【homes】神勝寺 禅と庭のミュージアムは福山を代表する紅葉スポット!幻想的なライトアップも/2023.11.17

【homes】

2023.11.17

秋の行楽といえば、紅葉狩り。赤や黄色に色づいた美しい木々を眺めるのは、秋の楽しみのひとつではないでしょうか。全国各地に紅葉スポットはありますが、広島県福山市にある「神勝寺 禅と庭のミュージアム」は、福山でも有数の紅葉の名所として知られ、多くの紅葉狩り客が訪れます。

そんな福山市の紅葉スポット・神勝寺 禅と庭のミュージアムについて、特徴や見どころを紹介します。

神勝寺 禅と庭のミュージアムとは?

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

神勝寺 禅と庭のミュージアムの概要

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

神勝寺 禅と庭のミュージアムは、広島県福山市の南西部・沼隈町の山中にあります。1965年(昭和40年)に建立された、臨済宗建仁寺派の禅寺です。境内は、さまざまな体験を通じて禅とはなにかを感じるための場「神勝寺 禅と庭のミュージアム」として整備されています。

境内を散策し、一碗の茶を喫し、墨跡と向き合い、食を味わい、心身の垢を洗い流すといった体験により、禅について感じられます。

神勝寺 禅と庭のミュージアムの見どころ

五観堂の「神勝寺うどん」(提供:神勝寺 禅と庭のミュージアム)
五観堂の「神勝寺うどん」(提供:神勝寺 禅と庭のミュージアム)

境内には滋賀県から移築した17世紀の堂宇や、復元された千利休の茶室があります。さらに建築家・建築史家の藤森照信氏が設計した社務所「松堂」も見どころ。そして、それらの建物を繋ぐように庭園が配置されています。

また常設展示館「荘厳堂」には、白隠禅師の禅画・墨跡およそ200点からなる「白隠コレクション」を展示。随時展示替えを行いながら、年間を通じて展示を行っています。

さらに境内にある食事処「五観堂」は、「神勝寺うどん」という独特の太いうどんが名物。臨済宗の僧堂で「雲水」と呼ばれる修行僧が食している食事を体験できます。

このほかにも神勝寺 禅と庭のミュージアムは、見どころがたくさんあります。詳細は、公式サイトを参照してください。

参考:神勝寺 禅と庭のミュージアム 公式サイト

福山屈指の紅葉の名所

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

神勝寺 禅と庭のミュージアムがもっとも美しくなるのが、秋の紅葉シーズンです。シーズンになると、福山市で屈指の紅葉狩りスポットとして大勢の観光客が訪れます。

広大な境内の中は美しい赤や黄色の紅葉に覆われ、建物などとの素敵なコラボレーションが楽しめます。また11月の週末には夜間ライトアップも実施され、幻想的で美しい景観が魅力です。

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

広大な境内に約1000本のモミジ

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

神勝寺の境内は約7万坪という広さ。その境内に、およそ1000本のモミジが植えられています。秋の紅葉シーズンになると、これらのモミジが色づき、非常に美しい景観をつくり出すのです。

神勝寺の紅葉は、だいたい11月上旬から色づきはじめ、11月中旬ごろに見ごろを迎えます。福山では、市内屈指の紅葉の名所として有名です。そのためシーズン中には多くの見物客が訪れ、紅葉狩りを楽しみます。

賞心庭の様子
賞心庭の様子

受付で拝観料を支払い、境内に足を踏み入れると、目の前に美しい池が広がっています。池を中心とした池泉回遊式庭園の「賞心庭(しょうしんてい)」という日本庭園です。

賞心庭の周辺には、多くのモミジが植えられており、紅葉と池・庭園の美しい魅力的なコラボレーションが楽しめます。

賞心庭の遊歩道の紅葉
賞心庭の遊歩道の紅葉

賞心庭をグルリと回るように遊歩道があり、途中で紅葉のトンネルの中を進みます。紅葉の最盛期には、非常に美しい燃えるような赤と黄色の景色の中を散策できるのは、圧巻です。

花紅苑の紅葉
花紅苑の紅葉

途中で遊歩道から分かれ道があり、「花紅苑(かこうえん)」という庭園があります。花紅苑も、紅葉が楽しめるスポットです。

本堂への参道のようす
本堂への参道のようす

また境内の奥のエリアには、本堂や白隠コレクションを展示する荘厳堂などがあります。遊歩道から本堂などへ向かう参道沿いも、美しい紅葉の景観が楽しめるスポットです。鐘楼門(しょうろうもん)から本堂の石段まで続く参道の両脇に、たくさんのモミジなどが植えられています。

11月の土日祝には夜間ライトアップも

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉ライトアップ
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉ライトアップ

神勝寺 禅と庭のミュージアムでは、紅葉が楽しめる11月の土・日曜日と祝日の夜間、境内の紅葉がライトアップされます。普段は夜間の拝観はできませんが、夜間ライトアップがされる日は、夜間の特別拝観ができます。

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉ライトアップ
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉ライトアップ

ライトアップは、賞心庭の周辺の遊歩道を中心に実施。

照明に照らされた紅葉は非常に幻想的でロマンチックです。昼間とは違った、趣のある景観が印象に残ります。

なお夜間ライトアップの拝観は、日中の拝観とは別に拝観料の支払いが必要です。夜間拝観料は大人800円、中高生が400円。なお昼間の拝観者は、拝観券の提示で再入場が可能です。

神勝寺 禅と庭のミュージアムの施設情報

神勝寺 禅と庭のミュージアム 総門
神勝寺 禅と庭のミュージアム 総門

住所:広島県福山市沼隈町大字上山南91
電話:084-988-1111(寺務所)
拝観時間:9:00〜17:00(受付は16:30まで)※夜間ライトアップは18:00〜21:00
拝観料:
大人 1,500円(団体 1,300円)
大学生・高校生 1,000円(団体 800円)
中学生・小学生 500円(団体 300円)
※夜間ライトアップは大人:800円、中高生:400円
※障害者手帳呈示で本人・同伴1名まで団体料金にて拝観可能

神勝寺 禅と庭のミュージアムは昼も夜も美しい紅葉が楽しめる

神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉
神勝寺 禅と庭のミュージアムの紅葉

約1000本ものモミジが植えられ、紅葉と庭園の美しい景観を楽しめる神勝寺 禅と庭のミュージアム。取材時は5割程度の色づき具合でしたが、見ごろを迎えると息をのむような紅葉の景色が広がります。夜間のライトアップも、幻想的でファンタジックな雰囲気です。
ぜひ福山屈指の紅葉スポット・神勝寺 禅と庭のミュージアムで、紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

淺野陽介

淺野陽介地域の魅力を深掘りするフォトライター

取材と写真を得意とするライター。福山市を中心に広島県東部〜岡山県を拠点として活動。グルメや食文化、地域の歴史・文化・地理、神社、日本文化などへの関心が高い。Webメディアや自治体・公的機関・企業等の観光分野などで記事作成の実績多数。自身で地元情報発信サイトも運営中。地元を中心に取材をし、写真と文章で地域の隠れた魅力を深掘りして紹介します。


 

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