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「福山100NEN教育の現在地」/2024年1月3日更新

2024年1月3日更新
特集数字で見る福山100NEN教育の現在地

授業風景

 2016年から始まった「福山100NEN教育」は、2024年で9年目を迎えます。
4つの柱を軸に取り組みを進め、学校や学ぶことが楽しいと感じる児童生徒・教職員が増えています。
「福山100NEN教育」の今と、これからを紹介します。

  • 問い合わせ

    学事課084-928-1116

  • ID

    314829

学校がますます、楽しくなっているよ!

福山100NEN教育のこれまでの主な取り組み

  • 2016年

    「福山100NEN教育」スタート

  • 2017年

    小学校学びづくりフロンティア校事業
    学力の基盤である「言葉」と「数」の獲得に向けた研究

  • 2018年

    「子ども主体の学び」全教室展開 ~学びが面白い!~

  • 2020年

    「子ども主体の学び」全教室・家庭展開

  • 2021年

    リアル&デジタル「学びが面白い!」の深化

  • 2023年

    「自ら・ともに鍛える・支える」をテーマに学びを深化

より良くするために話し合い、互いの意見の良さを生かして解決方法を決めている

小学生59.4%→78.8% 中学生57.0%→76.2%
※全国学力・学習状況調査児童生徒アンケート(2016年と2023年比)
児童生徒の現在地
小学生90.6% 中学生90.8% ※市内全児童生徒対象(約3万人)のアンケート調査
机に資料を広げる男の子の写真

学びの基盤となる
「言葉」と「数」

 2017年から子どもが学ぶ過程を研究し、それ以降、継続して「言葉」と「数」の習得に向けた授業づくりを進めています。

主体的・対話的で深い学び

 子どもの状況や学習内容によって一斉と個別を組み合わせ、子どもと教職員、子ども同士で対話しながら課題を解決していく場を大切にしています。

子どもたちの写真

\2023年に再編し開校/

加茂小学校の取り組み

グループで探求!作る体験が学びを深める はさみで画用紙を切って作った三角形や四角形の形を比べる様子 グループで話し合う様子

 はさみで画用紙を切って作った三角形や四角形の形を比べています。グループで話し合う活動を通して、自分の考えを深めたり広げたりしています。コミュニケーション力も向上!

授業で手を挙げる児童たちの様子

 「〇〇ってどういうこと?」と教職員が問いかけると、子どもたちが知っていることや思ったことをどんどん発言していきます。伝えたいことがいっぱい!

\分析データや広島叡智学園の授業モデルを活用/

誠之中学校の取り組み

絵描き歌で世界地図を描く グループやペア学習の様子

 絵描き歌やアニメといった身近なテーマを教材に取り入れ、生徒が興味を持つよう授業を工夫。グループやペア学習を組み合わせて生徒同士が教え合うことで、理解の定着を図ります。

生徒同士の交流の様子

 学習前に小テストを行って生徒が自分の課題を把握してから学習を開始。テーマに沿って、情報収集・考察し、レポートを作成。グループや全体で交流・協議しています。

多様な学びの場の提供

自分に合った学びの場で学習
校内フリースクール設置校 8校(2019年)→56校(2023年)7倍に!

 設置校や利用者が増加。空き教室や学校図書館も学びの場として活用し、タブレットを用いたオンライン授業も行っています。一人ひとりに応じた丁寧な取り組みを継続したことにより、2019年度からの不登校の増加率は広島県の増加率を下回っています。

教職員の現在地 児童生徒と一緒に考える時間が楽しい
※市内教職員対象(約2,000人)のアンケート調査 98.3% 子どもたちの笑顔が活力
資料を持った笑顔の教職員の写真

教科の面白さを実感

 教職員は児童生徒と一緒に考える時間の楽しさや教科の面白さを実感しており、それがやりがいに。授業実践力を高める研修などに参加し、日々の授業に生かしています。

学びをつくる教職員研修

 教職員は教材研究を中心とした研修を通して、授業実践力の向上を図っています。「子ども主体の学び」へチャレンジしてきた過程があるからこそ、教科を学ぶ目的への理解が深まっています。

就学前から義務教育9年間の学びをつなぐため、幼保小中連携に取り組んでいます
中学校校長 小学校校長 こども園園長
研修の様子 市内・校内で研修を行っています

 「言葉」と「数」が全ての教科の基盤となることを踏まえ、授業改善に向けた取り組みを協議しています。

こんなことを学んでいます!

  • ●子ども一人ひとりの学びを促す教職員の役割
  • ●教科の本質に迫る授業実践

元気・笑顔で学び続ける教職員

 教職員が子どもたちと共に自ら挑戦し続ける姿をめざし、元気・笑顔で働ける環境づくりに取り組んでいます。その結果、子どもたちと向き合う時間の確保につながっています。

時間外在校等時間が月45時間以内の教職員

小学校68.6%(2018年)→94.2%(2022年)
中学校40.4%(2018年)→71.3%(2022年)
学校図書館改装の様子 学校図書館を改装しています

 学校図書館補助員や校務補助員、部活動指導員などを配置して、教職員の負担軽減に取り組んでいます。

働き方改革の4つの柱

  • ●業務に専念できる環境整備
  • ●部活動指導に係る負担軽減
  • ●学校組織マネジメントの確立
  • ●働き方に対する意識の醸成
教育長 三好 雅章の写真

教育長 三好 雅章

 児童生徒や教職員のチャレンジによって、数値に表れた成果がたくさんあります。数値だけでなく、行事の練習も含めた日々の授業の中で変わってきた子どもたちや教職員の姿を見ます。それぞれの現在地から、自ら・ともに鍛え合い・支え合いながら「子ども主体の学び」をさらに進めていきます。

みんなで開いた扉の向こうに新たなステージが見えています。 2024 Go!

 

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