能登半島地震の支援活動などを行うため、中国地方整備局の緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE(テックフォース)」が5日、出発しました。

派遣される「TEC―FORCE」は砂防や道路など土木の専門家44人で構成されています。

中国地方整備局で行われた出発式では中崎剛(なかざきたけし)局長が「総合力を発揮し迅速な対応を期待する」と激励。今津勉(いまづつとむ)隊長が「被災地の早期復旧に向け支援活動を実施する」と決意を述べました。

中国地方整備局TEC―FORCE 今津勉隊長

「被害が甚大なようだが、一刻も早く復旧できるようにしっかり調査していきたい」

遣隊は現地で道路や河川の被災状況を調査し、自治体に復旧方針を提言するなどの活動を行う予定です。

「TEC―FORCE」は大規模な自然災害などが発生したとき、災害復旧などに対し技術的な支援を行う組織です。能登半島地震では東北や中部地方などからもTEC―FORCE(テックフォース)が派遣されています。