新学部の設置へ向けた検討を進めている福山市立大学が、基本構想をまとめました。

福山市立大学は「情報工学部」を2027年度に開設する方向で、2023年10月から委員会を設けて新学部の在り方などを検討してきました。7日は構想をまとめる実質最後の委員会が非公開で行われました。

福山市立大学 佐藤利行 理事長

「学部の特色ということはですね、ものづくりのまち福山を持続的に発展させるようなー」

委員会の後、佐藤利行 理事長は、当初50人としていた情報工学部の1学年当たりの定員を、都市経営学部の定員150人を120人に減らすことで、80人に増やす方針を説明しました。

また新たな施設の設置では、市立大学に隣接する公園の一部=およそ3000平方メートルが候補地となっていることも明らかにしました。福山市立大学は4月に、教職員でつくる準備委員会を設けて、カリキュラム作成や教員募集などの作業を進めます。