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2024年01月16日
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの戸田綾子です!
みなさんは炊き立てご飯を食べきれないとき、どのように保管していますか?
もしかしてラップをかけたり、保存容器に入れていたりした後、「冷蔵室」に保存していませんか?
今回は、Twitterで大人気の「JA全農広報部」がおすすめする『ごはんの美味しい保存方法』を紹介します!
【教えてもらったのは】JA全農広報部
JA全農広報部の公式アカウントとは
全国農業協同組合連合会(以下「JA全農」)がソーシャルメディアを通じて、JA全農の業務、取り組み、イベント情報等、有用な情報を発信中!
簡単に作れて、美味しいレシピや食べ方など、ついマネしたくなるツイートが話題になっています。
JA全農広報部のツイート
『炊いたごはん冷蔵禁止令を発出します。ご飯は冷蔵で保存するとデンプンがどんどん劣化するんです。なのでラップでくるんで粗熱が取れたくらいのタイミングで冷凍するのです』
今回、JA全農広報部がおすすめする「冷凍室で保存」したごはんと、「冷蔵室で保存」したごはんで翌日食べ比べてみます。
JA全農おすすめ!炊き立てごはんを「冷凍保存」してみた
保存手順①炊き立てごはんをラップでくるむ
ごはんが炊けたら、粗熱を取り、1食分ずつに分けてラップにくるみましょう。はみ出すところがないように、ラップは大きめに用意して、しっかりとごはんを包むようにするとよいです。
ここでのポイントはきちんと「1食分ずつ」に分けることです。この時は少し手間でも、分けておくことで、実際に解凍して食べようという時にとても便利になります。
冷凍してからでは分けることができないので、この段階で小分けにしておきましょう。
保存手順②粗熱が取れたら冷凍室へ入れる
他の冷凍食品が傷まないように、しっかりと粗熱が取れたことを確認し、冷凍室に「平らな状態で」入れるようにしましょう。
JA全農広報部いわく「金属トレー」にのせておくと早く凍るそうですよ。我が家の冷凍室は下に金属トレーが敷かれているので、ラップにくるんだそのままの状態で入れていきます。
ラップにくるんだごはんは、平らにして冷凍しましょう。一度凍ってしまうと、もう形の修正ができません。ととのえた状態で冷凍することで冷凍室の収納に役立ちますよ。
翌日、さっそく解凍して食べてみた!
翌朝、ラップをしたまま、レンジで解凍しました。
我が家のレンジでは、解凍モードを使用して1分間で解凍することができました。それぞれのご家庭のレンジによって、解凍方法や時間はさまざまなので、調節してみてください。
冷凍ごはんは、粒も立って炊き立てそのもの!
レンジから出した途端に、ごはんの美味しそうな香りがして、食べてみると炊き立ての味そのものでした。食感もパサつくことはなく、そしてベチャベチャすることもなく、粒がしっかりと立っていました。とても美味しかった♪
炊き立てごはんを「冷蔵保存」してみた
保存手順①炊き立てごはんをラップでくるむ
ごはんが炊けたら、冷凍保存の場合と同じように、1食分ずつに分けてラップにくるみました。はみ出すところがないように、ラップは大きめに用意して、しっかりとごはんを包むようにするとよいです。
保存手順②粗熱が取れたら冷蔵室へ入れる
ラップでくるんだ状態で、ちょうどよい大きさの皿にのせて、冷蔵室に入れておきました。
翌日、さっそくレンチンして食べてみた!
翌朝、ラップをしたまま、レンジで解凍しました。
我が家のレンジでは、600Wで1分加熱(ごはん=約160g)することできちんと温まりました。それぞれのご家庭のレンジによって、解凍方法や時間はさまざまなので、環境に合った方法を選んでください。
冷蔵ご飯は、少し硬くパサつきが気になる
温めると、見た目と香りは炊き立てごはんに近くなっています。しかし、少し硬い感じとパサつき感が気になりました。お米の粒も、潰れてしまっているように感じました。
【冷凍保存VS冷蔵保存】圧倒的に美味しいごはんは…
左側が冷凍室で保存したごはん、右側が冷蔵室で保存したごはんです。
解凍後のごはんを比較すると、ごはん粒1つ1つをよく見てみると冷凍のごはん粒がきちんと立っているのに対して、冷蔵のごはん粒は少し潰れてしまっているように感じました。
冷蔵ごはんは硬さとパサつき感が気になるのに対して、冷凍ごはんは炊き立てのごはんと変わらずに美味しかったです!
冷凍保存で、炊き立ての美味しさをキープ!
今回はJA全農広報部がおすすめする、『ごはんの美味しい保存方法』を紹介します!
冷凍室での保存は、温めると炊き立てごはんそのものの味で、美味しく食べることができました。これから余ってしまったごはんは、冷凍室で保存しようと思います。リピ決定です!
4人の子育てに奮闘しながら、フリーランスの管理栄養士として細く長く活動しています。多くの方に共感いただけるような、時短かつ節約に特化した食に関する情報を発信していきます。よろしくお願い致します。