今週は参議院選挙が終わった翌日から、議会の民生福祉委員会の視察で、福岡県田川市、熊本県熊本市、北九州市の三自治体の施策を学んできました。
田川市では、地域包括ケアを実践している社会福祉法人の取組、熊本市では熊本県が進めている認知症予防の連携、慈恵病院が取り組んでいるいわゆる赤ちゃんポスト、北九州市では障害者の就労サポートを視察してきました。
いずれも参考になる施策でした。
中でも、慈恵病院による赤ちゃんの受け入れは導入当時、大変な物議を醸しただけに実情はどうなのか関心がありましたが、平成19年から始めて約100人の赤ちゃんを受け入れてきたとのことで、しかも地元はおろかその7割以上が全国からの受け入れでした。
病院側の説明では、様々な意見が寄せられているが、8割が肯定的な内容とのことで自信を持って取り組んでいるとのことでした。
乳幼児の殺害や遺棄など、また児童虐待等子供にまつわる社会問題が日常化している中で、とても考えさせられました。
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