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支え合いの輪を広げる「坪生きずな隊」が活躍中 【坪生学区】

深めよう!協働のまちづくり

さまざまな工夫と挑戦でまちづくりが展開されています

 支え合いの輪を広げる「坪生きずな隊」が活躍中 【坪生学区】

 坪生きずな隊

 活動中の様子

岡山県笠岡市に隣接する坪生学区では、地域の支え合いを大切にしたまちづくりに取り組んでいます。その一つとして、高齢者のちょっとしたお困り事を手伝う「坪生きずな隊」の活動が昨年7月に始動しました。活動内容は、学区民で75歳以上の高齢者世帯の庭の草取り、植木の剪定の手伝いに限定しています。

高齢者世帯が増える中、困り事を地域の支え合いの中で解決しようと、まちづくり推進委員会福祉部会が企画。コロナ禍において始めるにあたり色んな不安がありましたが、「まずは動いてみよう!やってみよう!」と前向きな気持ちで、30代から70代までの15名が隊員として集まりました。

活動に当たり、支援を必要としている人に「坪生きずな隊」を知ってもらうための情報発信に力を入れました。ごみステーションへのポスター掲示や高齢者世帯とつながりがある民生委員や包括支援センターとの連携、また黄色い「坪生きずな隊ジャンパー」を着て活動するなど、さまざまな工夫をしました。その結果、3か月余りで約20件もの依頼があり、活躍の場が広がっています。

福祉部会長の真室さんは「この活動は草取りなどの困り事を解決するだけでなく、会話を通じてつながりを持つことができている。高齢者の一人世帯も多いので、この活動が高齢者の心に寄り添えるものになれば嬉しい。今後は、子どもたちと一緒に活動するなど、世代を超えたつながりをつくっていきたい」と話します。

坪生学区では、住民同士の支え合いの中で、安らぎと人と人との絆を結ぶ温かなまちづくりが進んでいます。

 

 活動中の様子

 ごみステーションへのポスター掲示

 

地域の宝を再発見!みんなで伝え守りたい 【大津野学区】

大門駅前の案内看板のお披露目式

リニューアルした「大門町今昔案内図」

 

大津野学区は、文化財や史跡が多く残る歴史豊かな地域です。地域住民で作った「大津野学区まちづくり計画」の中に、これらの歴史を多くの人に伝え守る取り組みを位置付け、2017年度から取り組んでいます。

まずは多くの人が利用する大門駅前と憩いの場である公園に設置している案内看板を「大門町今昔案内図」としてリニューアルしました。大門郷土史研究会の皆さんの協力の下、地域の過去と現在の様子を分かりやすくイラストで紹介しています。文化財などには写真や建立年代も入れるなど、地域を訪ね歩きたくなるような魅力溢れる案内看板となりました。

また大津野の歴史を学びながら、健康づくりにも役立つようにウォーキングコース7つを紹介した「だいもん史跡巡りふる里再発見ガイドマップ」も作成しました。毎年11月にこのマップを使って、大津野史跡ウォ―キングを開催し、多くの人がまち歩きをしながら交流を深め、地域の宝の再発見につながっています。このマップは、小中学校の授業で戦争遺跡を巡る平和学習などにも活用され、子どもたちが地域の歴史を知る大切な機会となっています。

この取組に協力している大門郷土史研究会の曽我部さんは「大津野は歴史の宝庫です。自分たちのふるさとの良さを知ってもらい、各家庭でも地域の宝について話題になる、そんな郷土愛溢れる地域になってほしい。このマップをきっかけにまちに出掛け、歴史を後世に伝えていくことができれば」と話します。

大津野学区では、地域の宝をより多くの人とのふれ合いの中で伝え、地域への愛着を育んでいこうと、まちづくりに取り組んでいます。

だいもん史跡巡りふる里再発見ガイドマップ

ガイドマップを使ってウオーキング

 

各地域で多くの人の知恵と思いが詰まった特色あるまちづくりが展開されています。「こんなまちになってほしい」という思いが活動の力となり、さまざまな工夫と挑戦によって、互いの暮らしを支え合う温かなまちづくりへとつながっています。

 

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協働のまちづくり課
Tel:084-928-1051

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