Utsumi Fishermans Fest FB
\春のおまかせ便、受付はじまりました/
お待たせしました!
今年も春の「漁師のおまかせ便」がはじまります。漁師たちからのメッセージ、ぜひご覧ください
ご予約はこちらから!https://utsumifish.theshop.jp
UTSUMI FISHERMANS SHOP HP
はじめまして、UTSUMI FISHERMANS FEST(ウツミ・フィッシャーマンズ・フェスト)実行委員会のひとり、中尾圭です。
私は3年前に、夫の出身地である広島県福山市の内海町にUIターンしました。福山市地域おこし協力隊をしながら、夫婦で「港の編集室」という屋号で、デザインや編集の視点で、地域の人がやりたいことを後押しする活動をしています。
今回のUTSUMI FISHERMANS FEST実行委員会は、内海町の若手漁師と若者の有志が集まったチームです。漁師だけではなく、料理人や農家、編集者、デザイナーなど、多様なメンバーが集まっています。
共通するのは、みんな内海町が大好きなこと。そんなメンバーで、内海町の魚の美味しさ、内海町の良さを多くの人に伝えたいと思い、チームを立ち上げました。
若手漁師が、将来に大きな不安を感じている。 それは、漁獲量の減少。そして、若者の魚食離れ。
内海町は、広島県の東端・福山市にある2つの島(田島・横島)からなる小さな町です。人口は2500人ほどで、主要産業は漁業です。
古くから漁業は島に欠かせない産業のひとつですが、現在漁業を生業にしている人は島の人口の数%ほど。それでも、近隣の他地域に比べて内海町には多くの漁業者がおり、若手も多い地域です。
これまでにも、30年以上続く「大漁まつり」や観光漁業など、漁業を活かしたさまざまな取り組みをしてきました。2013年からは、漁師自らが鮮魚の販売を手掛ける直売イベントが開かれるようになり、「漁師の浜売り」「とれぴち活魚市場」といった取り組みが定着しつつあります。
そうした取り組みをしていく中で、漁師たちが課題だと感じていることもあります。
ひとつは魚自体が少なくなり、獲れなくなってきていること。
もうひとつは、「魚を買う人が高齢化してきている」ということです。多くの人で賑わうイベントも、来場者の多くは年配の方。若い人が新鮮な魚を買って調理するという機会が圧倒的に少ないのではないか。どうにかして、若い人に漁業や魚へ関心を持ってもらえないだろうか…。
議論の末、この先も内海町の魚を食べてくれる人を増やすために、地元の若手漁師と若者で、漁師と友達になれる「UTSUMI FISHERMANS FEST」を開催することにしました。
みなさまからいただいたご支援で、「漁師の浜焼き」屋台を製作し、 漁師と共に魚を味わう機会を提供したいと考えています。
「UTSUMI FISHERMANS FEST」は、内海町の魚を漁師と共に味わうフェス。メインとなるのは、漁師自らが手掛ける“漁師の浜焼き”です。
普段触れ合うことがない漁師との会話を楽しみながら、実際に漁師が獲ってきた魚を食べることができます。「どうやって魚をとっているの?」「漁師の朝は早いの?」「漁に出ない日はどんなことしてるの?」「美味しい食べ方は?」など、目の前の魚を獲ってきた人と、その背景を知りながら食べる魚は格別です!
今回のプロジェクトでは、みなさんからご支援をいただいて、この浜焼き屋台を製作します。この屋台を10台用意し、漁師が主役になれる舞台を作りたいと考えています。
その他にも、推し漁師を来場者のみなさんの投票で決めたり、漁師と腕相撲をしたり、内海町の産品を使ったフードやドリンク、海や魚をテーマにしたワークショップなど、FISHERMANS FESTを先駆けて始めた、鹿児島県の離島・甑島(こしきじま)のヤマシタケンタさん(東シナ海の小さな島ブランド株式会社)と共に、魚の美味しさや漁師の魅力を伝えられるコンテンツを考えています。
<UTSUMI FISHERMANS FEST 概要>
開催日時:2019年4月20日 (土)10:00~17:00
開催場所 :広島県福山市内海町236 クレセントビーチ
主催者:UTSUMI FISHERMANS FEST実行委員会
*荒天の場合は翌日に順延いたします。 数日間にわたる悪天候や自然災害の場合は中止の可能性もございますが、その場合も支援金はイベント準備に使用させていただくため、返金対応はいたしませんのでご了承ください。
新鮮な魚を買い、食べる楽しみを知って、 普段の食卓を豊かにしてほしい。
このプロジェクトを通じて私たちが願っているのは、内海町の漁師と出会い、新鮮な魚を漁師から直接買うことを楽しむ人が増えることです。そういう人が増えることが、漁師を支えることにつながります。
漁業者ではない私たち内海町の住民にとっても、地元の漁業が元気になることや、内海町に魅力を感じてくれる人が増えることは、とてもうれしいことです。
また、食卓に作り手がわかるものが並ぶことで、食事のシーンはより楽しく、より美味しく感じられます。一緒に食卓を囲む家族や友人との会話もはずみます。
ちょっとしたことですが、友達になった内海町の漁師が獲った魚が食卓に並ぶことで、みなさんの普段の食卓がより豊かなものになると私たちは信じています。
ぜひ、私たちと一緒に、そんな未来をつくりませんか?
広島県 湯崎英彦知事より応援メッセージをいただきました!
メンバーの紹介
中尾 圭/港の編集室
福山市地域おこし協力隊の任期満了間近(2019年1月末)。地域の人の思いやアイデアを一緒に形にすることが主な活動。任期後は、夫と共に港の編集室として活動していく。好きな魚はネブトで、南蛮漬けにして食べるのが好き。
兼田 数馬/田島漁協青年部長
春は定置網漁、夏は底引網漁、秋・冬は海苔養殖に携わる。青年部では、アサリが育ちやすい環境づくりとブランド化、魚が産卵しやすい漁場づくりにも取り組んでいる。好きなミュージシャンは、Mr.Children。好きな魚はウマヅラハギで、頭はキモをつけたまま煮付けに、身は刺身にして食べるのが好き。
檀浦 元蔵/田島漁協青年部
夏以外は定置網漁でタイ・ヒラメなどをとっている。その他にも、刺網漁や立網漁なども。好きなお酒は焼酎。好きな魚はタチウオで、炙りや塩焼きにして食べるのが最高だと思っている。
兼田 純次/田島漁協青年部
春は定置網漁、秋・冬は海苔養殖に携わる。10年間、板前として働いたのち、家業を継ぐため漁師になる。その経験を活かし、生海苔の佃煮の開発など、加工にも力を入れている。好きなミュージシャンは、コブクロ。好きな魚はハモで、炙りにしてわさび醤油で食べるのが好き。
兼田 寿敏/田島漁協青年部
春は定置網漁、秋・冬は海苔養殖に携わる。 18年間、腕時計のバイイング、営業販売に携わったのち、家業を継ぐため漁師になって1年目。営業経験を活かし、生産現場と販売に奔走している。好きな魚はサワラで、タタキにして食べるのが好き。
柳澤 重治/横島漁協
神戸出身。夏・冬に底引網漁で、エビ・カニ・貝類などをとる。実は学生時代に映像制作を学んでいたこともある。好きな魚はゲンチョウで、刺身や干物にして食べるのが好き。トリガイの刺身とアヒージョも好き。
永月 愛之介/横島漁協
大阪出身。1年を通して底引網漁で、エビ・カニ・貝類・マダイなどをとる。好きな魚はマナガツオで、刺身と塩焼きにして食べるのが好き。
原薗 和也/zono kitchen
福山市出身で、東京・表参道のレストランのチーフシェフなどを経験したのち、内海町に移住。ビーチのそばで、レストラン「zono kitchen」をオープンした。好きな魚はコノシロで、酢締めにして食べるのが好き。
赤羽 貴美子/しあわせ畑あかば
島のレモン農家。 漁師さんを、魚とレモンのごとく、傍でさりげなく応援する。 グチの刺身に、オリーブオイル&塩、そして、レモンをたっぷりかけて食べるのが好き。「レモンは魚介を最前列で応援します!」
中尾 守岐/港の編集室
3年前に内海町にUターン。夫婦で港の編集室として、デザイン・写真・動画・体験イベントの企画を軸に活動。地域で必要とされていることを少しずつ仕事にしている。好きな魚はチヌで、昆布締めにして食べるのが好き。
井本博之/うつみトレジャー
2年前に内海町に移住。内海町で自然体験を提供する団体を、中尾夫妻と共に運営している。好きな魚はタコで、刺身にして食べるのが好き。
プロフィール
広島県福山市の島・内海町で、漁師と消費者が直接交流し、瀬戸内の魚の美味しさや人とつながる楽しさを体感できるイベントを開催します。