サッカー天皇杯の1回戦が23日に広島市内であり、広島県代表の福山シティFCは松江シティFC（島根県代表）を2―1で破った。6月9日に静岡市内である2回戦で、J1の清水エスパルスと対戦する。
前半は相手にボールを支配され、苦しい展開だった。後半14分、MF高橋大樹選手がヘディングで先制。38分にコーナーキックから同点に追いつかれた。ロスタイムにMF田口駿選手がこぼれ球を冷静に押し込んで勝利をたぐり寄せた。
試合後、高橋選手は「ほっとしている。苦しい展開でも耐えられたのが勝因」。決勝点を挙げた田口選手は「すごく気持ちよかった」と笑顔で話した。
福山シティFCは福山市の社会人チームで、昨年は天皇杯初出場で最終6チームに残った。小谷野拓夢監督は「目標であるJクラブ撃破を達成できるように頑張りたい」と意気込んだ。（宮城奈々）
トップ画像は、福山FC公式Webサイトより
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