1月の特集記事は「福山100NEN教育の今」です!
教科・学年を超えて学んだり、アプリで意見を共有したりと「学びが面白い!」と実感する「子ども主体の学び」に向けて取り組みを進めています。
びっくりするほど面白い福山の学校教育をのぞいてみませんか。
詳しい内容は電子版広報で確認!
2016年から始まった「福山100NEN教育」を知っていますか。変化の激しい社会の中で「ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)」を胸に、福山で、日本で、世界でたくましく生きる子どもを育てることをめざし、全ての子どもたちが「学びが面白い!」と実感する「子ども主体の学び」に向けて取り組みを進めています。開始から8年目となる福山の学校教育の今を紹介します。
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問い合わせ
学事課084-928-1116
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ID
281103
ピックアップした年の取り組み紹介
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2016年
「福山100NEN教育」スタート
日々の授業を中心とした全教育活動で、
さまざまな場面で行動化できる学びをつくる -
2018年
「子ども主体の学び」全教室展開
~学びが面白い!~ -
2020年
「子ども主体の学び」全教室 ・家庭展開
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2021年~
リアル&デジタル「学びが面白い!」の深化
GIGAスクール構想から2年
学校教育×デジタル
リアル(紙)とデジタル(タブレット)を学習の目的に合わせて効果的に使い分けています。すぐに調べられる、共有できる環境が学ぶ意欲につながっています。
西小学校
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効果的なICT活用で児童の疑問を引き出し学びをより深める
学習の導入部分やじっくり一人で考える場面、みんなで話し合う時間など、児童が自ら状況に応じてICTを活用していくよう教科の特質も踏まえながら研究を進めています。
作田 由起子 校長
教員全員でさまざまな使い方に挑戦しています
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授業支援アプリを使って児童一人ひとりの意見を可視化
解答だけでなく、答えを出すまでの考え方や手順も可視化できるのがICTの利点です。全員の意見を電子黒板に映し出すことで新しい考え方の発見につながります。
実技系の授業でも写真・動画機能が使えるタブレットが活躍!体育では2人1組で動画を撮り合い、自分のフォームを確認して気になるところをチェックしています。
1日の時間割
1 2 3 4 5 6 教科 国語 社会 算数 図工 体育 理科 ※全教科タブレットを使っています
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社会
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算数
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体育
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いつでもどこでもオンラインで授業に参加でき、意見を共有できる!
授業支援アプリ「ロイロノート」や「パドレット」を使ってクラス全員の意見を共有。児童も先生も場所を選ばず、みんなの意見を見てコメントを書き込めます。
白川先生
子どもが自分の課題を見つけ、考えを深めるために試行錯誤しながら、ICTの利活用について研究しています。今後も情報収集や文書作成において、端末と紙媒体を組み合わせながら授業を考えていきます。
城東中学校
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生徒の学ぶ意欲が向上保護者との連絡にもICTを積極的に活用
子ども主体の授業づくりに向けてICT活用の研修にいち早く取り組み、高画質なテレビモニターを全教室に配置。保護者との連絡などがスムーズに行えるシステムも考えています。
藤井 規光 校長
デジタルツールは学習を楽しむきっかけづくり
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必要な情報を取捨選択し端末上で考えを整理して発信
生徒は授業中に分からないことがあれば、タブレットを使って自主的に調べます。先生が用意した資料はアプリ経由で取得でき、紛失や忘れ物を防ぐ一助にも。
各教科で問題を考えた後は教室のモニターで全員の考えを共有しています。問題について意見を出し合う場面ではデジタルが有効。授業で動画編集をすることもあり、活用の幅は広がっています。
1日の時間割
1 2 3 4 5 6 教科 理科 数学 国語 音楽 英語 社会 ※全教科タブレットを使っています
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理科
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国語
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社会
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タブレットと紙に書くことの併用で「リアル×デジタル」の学びを実践
タブレットやモニターを活用して授業を分かりやすく円滑に進めながら、漢字や公式など書いて覚えることが必要な場面では、紙のプリントやノートを使っています。
河野 先生
ICTの導入によって、情報をまとめるのが得意な子やパソコンの使い方に長けている子の活躍の場が増加。また課題提出のハードルが下がり、生徒が自分の意見をしっかり書くようになりました。
GIGAスクール構想とは?
児童生徒に1人1台の端末と高速ネットワークを整備する文科省の取り組み。一人ひとりに個別最適化され、創造性を育むICT 環境の実現を進めています。
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2020年
GIGAスクール構想
全児童生徒に1人1台端末提供、学習用クラウドサービスの活用など -
2021年
1人1台端末整備による「個別最適な学び」の推進
デジタル教科書の活用、オンライン授業の研究・実施、不登校傾向にある児童生徒へのオンライン教育の実施など -
2022年
学習端末を活用した学びの深化
全校デジタル教科書の活用、オンライン・オンデマンド授業の充実、ガイドライン策定など
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