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【maidonanews】【似ているけれど…実は違う意味】青と黄色の「子どもが歩いているイラスト」の道路標識 それぞれの意味は分かりますか?/2023.10.28

【maidonanews】

2023.10.28

青と黄色の「子どもが歩いているイラスト」の標識。よく似ていますが、実は全く違う意味を持っています。それぞれ何を示しているか分かりますか?

青い標識は「横断歩道」

横断歩道の標識は、「この地点に横断歩道がある」ということを知らせています。

子どもだけでなく、大人の姿が描かれることもあります。また自転車のイラストも一緒に描かれている場合もあります。(※自転車だけが描かれている場合は「自転車横断帯」の標識です)

横断歩道の標識自体は何かを指示するものではありませんが、横断歩道の周辺には様々な交通ルールがあり、交通違反になると違反点数や反則金の対象となります。

 

▽道路上のひし形マークも同じ意味

道路上に描かれた「ひし形のマーク」も、前方に横断歩道または自転車横断帯があることを示しています。

標識が横断歩道の近くに設置されているのに対して、このひし形マークは横断歩道の30~50メートル手前に描かれています。そのため、特にカーブや上り坂など横断歩道が見えにくい道では重要な表示です。

 

 

▽歩行者に道を譲らないと反則

横断歩道があるところでは、たとえ信号がなかったとしても歩行者が優先であり、クルマは歩行者に道を譲る義務があります。

歩行者がいるにも関わらず横断歩道や停止線の手前で止まらなかった場合には「横断歩行者等妨害等違反」となり、以下のような違反点数・反則金の対象となります。

【反則金】
・大型車:12000円
・普通車:9000円
【違反点数】
・2点

歩行者がいるのかどうか分からない場合には、横断歩道や停止線の手前で止まれるように徐行しなくてはなりません。

▽追い越しや追い抜きも禁止

また横断歩道とその手前30メートル以内の場所では、他のクルマを追い越したり追い抜いたりするのも禁止されています。

後ろを走っていたクルマが車線を変えて先行車の前に出る「追い越し」だけでなく、別の車線を走っていたクルマが前方のクルマを追い抜く「追い抜き」も禁止されているので注意しましょう。

横断歩道で追い越し・追い抜きをした場合の反則金、違反点数は以下の通りです。

【反則金】
・大型車:12000円
・普通車:9000円
【違反点数】
・2点

黄色の標識は「学校、幼稚園、保育所等あり」

 

 

横断歩道の標識とよく似ていますが、横断歩道が描かれていない黄色の標識は「学校、幼稚園、保育所等あり」の標識です。

これは、以下のいずれかを示しています。

・この先に学校・幼稚園・保育所等があること
・学校・幼稚園・保育所等の1km圏内であり、その通学路・通園路となっている区域であること

ドライバーに注意を促す警戒標識であり、何か具体的な指示をしている標識ではありません。ただし子どもがいる可能性が高いエリアですので、飛び出し等に注意して運転するようにしましょう。

「歩行者専用」も似ているので注意

 

 

このほかに「歩行者専用」「自転車および歩行者専用」も人の姿が描かれています。この標識がある場合は、ここから先にクルマが侵入することは認められていません。

補助標識で進入禁止の時間が限定されていることもありますので、しっかり確認するようにしましょう。

◇   ◇

【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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