佐藤桃花さん(銀河学院中学校1年)×角居勝彦さん(みんなの馬株式会社,元日本中央競馬会調教師)×高橋のりこさん(福山ホースクラブ)×福山ホースクラブの皆さん
夢・未来プロジェクト2022の支援対象となった銀河学院中学校1年の佐藤桃花さん。
夢は,「乗馬の先生になってたくさんの人に馬の魅力を知ってもらい,みんなを笑顔にしたい!」
夢の実現のためにチャレンジしたいことは,「引退した馬を支援するイベントやホースセラピーを広める活動を福山から発信したい!」
生まれつき体が小さかった佐藤さん。
小さい頃は周りの友達に圧倒されてしまい,学校ではなかなか自信が持てませんでした。
しかし,馬に乗ると大人の人より目線が高くなり,いつもと違う景色が広がるため自然と笑顔になれるとのこと。
そんな,小さな子から大人まで癒すことのできる馬ですが,競走馬の引退後は多くが殺処分されている現状があります。その中で,1頭でも多くの引退馬をセカンドキャリア(乗用馬,セラピー馬)へ繋げるための活動が広がっています。佐藤さんは,この活動が広まることで,馬も人も助かると考えています。
8月に行われたプレゼン大会では,「馬も幸せに,人も幸せに,笑顔咲く福のまちにしたい!」と熱く語り,審査の結果支援対象として決定しました!
佐藤さんの夢へのチャレンジを支援してくれたのは,なんと元日本中央競馬会調教師の角居勝彦さんと福山ホースクラブ代表の高橋のりこさん,福山ホースクラブの皆さんです!
支援の様子
日時:2023年(令和5年)1月25日(水曜日)9時00分~12時00分
場所:福山ホースクラブ
佐藤さんの夢へのチャレンジとして,角居勝彦さん,高橋のりこさん,福山ホースクラブの皆さんのご協力のもと,1日限りの体験型イベントを開催しました。
イベントでは,佐藤さんの馬への思い,夢について発表し,角居勝彦さんによる「引退競走馬の支援について」の講習と,高橋のりこさんによる「ホースセラピーについて」の講習,最後に乗馬体験を実施しました!
引退競走馬の支援には,リトレーニングする期間に必要な資金や馬が安心して暮らせる場所で広い土地が必要であること等や,ホースセラピーは,馬に触れること,乗ることだけでなく馬のお世話をすることでも精神機能と運動機能を向上させるリハビリテーションであること等を学びました。
参加者からは,「多くの馬が殺処分になっていることを知り,自分にもできることがあれば協力したいと思った」や「ホースセラピーをもっと学びたくなった」等のお声をいただきました。
体験した佐藤さんからは,
「日本中央競馬会で調教師として活躍されていた角居先生から引退後の競走馬について直接お話を聞いたり,質問にも1つ1つ答えていただき,夢のような楽しい時間を過ごせました。乗馬体験では,サイドウォーカーを体験させてもらいました。普段,先生がしてくださっている乗馬中の声かけを実際にやってみて,初めて乗る人にどうやって声をかけたらいいのかすごく難しかったです。夢・未来プロジェクトで支援していただいたことで,これからは大好きな馬のことも,ホースクラブの先生がしている仕事も今までよりもっと観察して自分が出来ることを増やせるようにしようと思いました。
競馬場があった福山で馬も幸せに人も幸せに…
たくさんの人を笑顔に出来るよう頑張りたいです!
支援していただき,ありがとうございました。」などの感想がありました。
この経験を活かして,夢に向かって頑張ってくださいね!
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