【中国新聞】
広島県福山市は28日、10月から市内の保育施設で働き始める保育士たちを対象に就職支援金を支給すると発表した。人材確保が目的で常勤職員に20万円、非常勤職員に10万円を支給する。市によると、非常勤を対象にした支給は県内市町で初めて。事業費1250万円を含む総額8億1500万円の2023年度一般会計補正予算案を9月の市議会定例会に提出する。
1年以上、継続して勤務することなどが条件。非常勤は月80時間以上の勤務が必要となる。U・Iターンなどで備後圏域8市町以外から福山市に転入して就職する場合、20万円を加算する。昨年度の就職状況を踏まえ、常勤10人、非常勤80人、転入加算10人を見込む。
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