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DXとAX(アナログトランスフォーメーション)【広島金具製作所の「吊ピタ君」(日刊工業新聞)】

コロナ禍により、デジタル化が加速しています。

特にコロナ感染防止防止の観点から店舗などへの来店を抑え、EC(electronic commerce〈イーコマース〉電子商取引にシフトすることで「企業の生き残り」をかけるという論調が目立ちます。
そのとおり、DX(デジタルトランスフォーメーション)は、今後の社会を支えるための重要な方向性だと考えます。
しかし、デジタル化を急ぐあまり、伝えたい「DXの本質的なこと」が伝わらないままデジタル化だけが独り歩きしているようにも感じられます。


今回は、DXの基本的な本質についてと、気になったニュースをお伝えしたいと思います。

まず最初に、デジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)の実現には、以下の図(2)のように業務の一部をデジタル化する「デジタイゼーション(Digitization)」と業務のプロセス全体をデジタル化する「デジタライゼーション(Digitalization)」という2つのステップが必要とされています。

※以上、引用図:経産省HPデジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)を取りまとめました

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注意したいこととして「DX」は、オンライン商談ツールやWeb会議を導入するといった単なるIT活用ではなく、新しい製品やサービス、ビジネスモデルの変革をもたらし、データの活用範囲を拡大していくことがポイントだと考えられます。

重要なことは、上記の図(1)にもあるように「経営戦略及びビジョンの明示」「経営トップのコミットメント」「DX推進のための体制整備」などになります。

DXでは今後想定される社会構造の変革を念頭に置いて、データとITを活用することで、どの事業分野で、どのような価値を生み出すことを目指すのか、そのためにどのようなビジネスモデルを構築していくのか、企業(自治体)として経営戦略及びビジョンを明確に持っていることが「とても大切」だということです。

その「とても大切」なDXの「人が生み出す本質的で重要な部分」は、あえて言うならAX(アナログトランスフォーメーションと言い換えることもできます。
「企業(自治体)として経営戦略及びビジョンを明確に持っていること」を相手に伝え、知っていただくことはとても重要なことです。
DXが“流行り”だからといってなんでもデジタルに一本化すればそれでいいというのは、大きな間違いです。

DXを実践し、お客様(対象者)との接点やコンタクトポイントをアナログ的な観点で見直すことで、市場(対象とするマーケット)から「求められていることは何か?」ということを知ることがDXの基本だと考えます。

もっと噛み砕いた表現をするなら「市場(対象とするマーケット)との対話」をするための有効な手法の一つが「DX」とも言えます。


今日は2021年8月8日、1945年(昭和20年)8月8日の「福山空襲」を心にとめ,平和の大切さや人権の尊さについて考えながら、ネットサーフィンをしていてふと表題の写真に出会いました。
手が止まった理由は、写真の皆さんがとてもイキイキされて楽しんでいる様子に興味を引きつけられました。
記事を読んでいくうちに、地元福山市の企業であることにも感銘を受けました。
さらには、オリジナリティあふれる製品開発と販路拡大のために行ったプロモーションは、まさにこれこそが「DXの基本」と感じたわけです。
記録にとどめる意味もありますが、このHPをご覧いただいているみなさまにも知っていただければとブログへ掲載させていただきました。


newswitch.jp【日刊工業新聞運営Webサイト】

2021年8月5日の日刊工業新聞運営サイト「newswitch.jp」に掲載された、地元福山市本庄町に本社がある「有限会社 広島金具製作所 代表取締役 水ノ上 貴史氏」は、今年2021年春にSDG’s、目標12の「つくる責任、つかう責任」では「施工性の高い、ヒロカネならではの(中略)オリジナル製品開発を継続」を宣言されました。(newswitch.jpより)

上記Webサイトで記事を見ることができなくなった場合は、こちらをクリック。

HiROKANE Webサイト

「経営理念『価値の創造』」

・関係企業総幸福(GCCH) を追求し続けます。[存在価値]

・ものづくりへの責任と自覚を持ち自由な発想で挑戦し続けます。[付加価値]

・全てのステークホルダーより必要とされる企業として社会貢献し続けます。[社会的価値]

(有限会社 広島金具製作所 Webサイトより)

上記の「経営理念『価値の創造』」をDXの柱とし、自社開発の「吊ピタ君」を社長自身が日本全国を直接訪問したという記事は、そういった意味で「AX」を忘れない「DXの本質」を実践されていると感じました。

現在コロナ禍で日本社会が混迷を深めている中においても進行している、少子超高齢化、人口減少、それに伴う労働人口の減少によっておきるだろうと予想されるさまざまな課題・問題を解決に導くために、「Society 5.0による人間中心の社会」を創り、備後圏域連携中枢都市でもある福山市がさらに住みやすく、人にやさしい都市となっていくうえで避けて通れない大きな時代の変革の狭間にいると強く思います。(N)


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