【RCC】
2022年10月28日
中国電力は、家庭用の電気料金について、来年4月からの値上げを念頭に調整を進めていることを明らかにしました。
中国電力 瀧本夏彦 社長
「685億円の経常赤字、560億円の純損失、いずれも上期として過去最大の赤字となった」
中国電力によりますと、4月から9月までの連結の売上高は、前の年と比べて2642億円増収の7497億円となりました。
しかし、純損益は前年の65億円の黒字から一転し、過去最大の560億円の赤字になりました。大きな要因は、燃料価格の高騰だということです。
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通期の純損益の見通しは1390億円の赤字にすえ置いています。
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中国電力は、こうした状況を踏まえ、先月、「電気料金 値上げの検討に着手する」と明らかにしました。
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法人用については、来年4月からおよそ16パーセントの値上げを発表しました。
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家庭用も4月からの値上げを念頭に、来月にも認可申請する方向で準備を進めるとしています。