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【webcartop】工具を見られたら捕まったの情報! クルマに「載せているだけ」で警察に捕まるなんてことあるのか?/2023年2月18日

【webcartop】

2023年2月18日

この記事をまとめると

■最近「職務質問を受けたら工具が原因で捕まった」という声が増えている

■本職で使う道具であったり古いクルマの整備目的で持っていれば逮捕の可能性は低い

■刃物は所持していいサイズが法律でサイズが決まっているが、理由があれば問題ない

クルマに工具が入っていると逮捕されるって本当?

最近、たまに耳にするのが「工具を積んでいて捕まった」という話。ネットでの書き込みも多く、なかには工務店や電気工事業者なのに荷台を見られて、工具が違反だと言われて逮捕された、という話もあったりする。

ネットの情報なので、どこまで本当かは不明だが、実際のところ、工具を積んでいるだけで捕まる可能性はある。背景にあるのは車両盗難。つまり盗むのに必要だったり、盗むことができる工具は持っているだけで違反というように強化されている事情があるのだ、もちろんこれには刃物類も該当する。

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窃盗団画像はこちら ただし、すべてがダメというわけではない。まずは指定侵入工具と呼ばれるものがあって、クルマに関係するものだとDIYなどで使うマイナスドライバーが該当する。そのほか、ドリルやバールも指定されている。

持ち運び方については、これらを「正当な理由なく、隠して携帯してはならない」としているので、むき出しでシートの上に放置とか、ほぼ壊れないであろう新車に積んでいたという場合は「正当な理由なく」に当たり捕まる可能性がある。逆にいつ壊れたり、不調になるかわからない旧車で、きちんと工具箱に入れてトランクに入れてあれば問題にはならないだろう。

工具箱画像はこちら

さらに今関心が高まっているのがナイフで、こちらは銃刀法で決められていて、折りたたみナイフとハサミは刃渡り8センチ以上、包丁とカッターナイフは6センチ以上を、正当な理由なく携帯していると違法になる。これらは今流行りのアウトドアで使うために積んでいることがあるだけに関心が高いが、アウトドアを楽しむためという正当な理由はあるので、いきなり捕まることはないだろう。もちろん車載する際はケースに入れておくのが鉄則ではある。

カッターナイフ画像はこちら

実際に警察に見つかったという人のコメントを見ても、帰ったらすぐに下ろして積みっぱなしにしないように注意されただけというものが多い。ただ、日常を鑑みて、警察に止められて車内を見られるということはなく、職質されること自体の信憑性には疑問がある。東京の繁華街では見かけることがあるが、明らかに不審な雰囲気のクルマで、アウトドア帰りのファミリーカーがされているのは見たことがないだけに、極度に不安になる必要はなし。法律の正当な理由。つまりキャンプやバーベキュー、旧車修理などに使うためにケースに入れて積んでいればなおさら。そして使わないとき下ろしておく。

職質画像はこちら

職務質問全般に言われることだが、警察はプロだけに怪しいクルマを的確に見つけて調べる。怪しまれることをしなければいいだけだ。

名前:
近藤暁史
肩書き:
現在の愛車:
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味:
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人:
遠藤ミチロウ、岡江久美子

 

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