パナソニック ホールディングス（以下、パナソニックHD）は4月14日に、パナソニックグループの国内全社員9万人向けにAIアシスタントサービス｢PX-GPT｣を展開したと発表した。

AIをグループ全社に導入することで、部門を問わない社員の生産性向上と業務プロセスの改善、ビジネスアイデア創出を目指していく方針だ。

パナソニック子会社の社内ChatGPTをグループ全社へ

PX-GPTは、マイクロソフトのクラウド上にある｢Azure OpenAI Service｣を活用。パナソニック コネクトがすで活用している｢ConnectGPT｣をベースに、全社向けに改良したものになる。

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日本語にも対応しているが、｢自動翻訳機能｣も搭載し、PX-GPTに英語で聞くことで｢より精度の高い回答を得られる｣としている。こうした特徴はベースとなったConnectGPTと共通している。

なお、PX-GPTの画面上に同社が定めたAI活用に関する注意喚起やルールを明記している。同社リリースによると｢社内情報・営業秘密・個人情報などの入力はしない｣などの情報が掲載されている。