統一地方選後半戦で、きのう(16日)告示されたうち三次市長選挙は、現職が無投票で再選を果たしました。

無所属の 福岡誠志 氏は三次市出身の47歳。25歳で三次市議会議員選挙に初当選し、市議を17年務め、初めて市長選に臨んだ前回は当時の現職との一騎打ちを制しました。今回は、無投票で当選を決めました。

無投票で再選 福岡誠志 氏

「これまで4年間、コロナ対策・経済対策などを1つひとつこなした結果が無投票につながった。無投票といえど、信任を得たと感じています」

福岡氏は、「生活支援を進め、コロナ前の地域の元気を取り戻す」と意気込みを語りました。

2期目の重点施策には「暮らしの安心」を挙げ、災害時に機能を喪失しないための消防庁舎移転や、市立三次中央病院を新しい感染症に対応した最先端の病院に建て替える準備などを進めると意欲を示しました。

現職と新人2人のあわせて3人が立候補した尾道市長選挙や呉・尾道・東広島の市議選は、あす18日、告示される大崎上島町長選挙などとともに23日に投開票されます。