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【日本海テレビ】鳥取県境港市 総事業費120億円 バイオマス発電所披露 通常産業廃棄物として処理されるもを燃料として使用/ 2023.04.18

【日本海テレビ】

2023.04.18

去年秋から運転を開始している鳥取県境港市の大規模な木質バイオマス発電所が、4月18日にお披露目された。

境港バイオマス発電所は、東京に本社を置く、東京エネシスの子会社境港エネルギーパワーが、総事業費120億円をかけて鳥取県境港市昭和町にある工業団地、2万6千平方メートルの敷地に作り、去年10月から運転している。

発電出力は、2万4300キロワット。年間の電気消費量は、境港市の総世帯数の3.5倍以上にあたる5万5千世帯分の電力をまかなえる規模を有している。

境港エネルギーパワー 柴田秀信社長:
「発電所ですので、電気をおこしていくというところで、カーボンニュートラルにも貢献していくということなんですけど、まずは安定的に運転していこうと考えています」

4月18日は、お披露目会が行われ、テープカットで完成を祝った。

この発電所の主な燃料は、通常なら産業廃棄物として処理される東南アジア原産のパーム椰子殻を使用している。境港ならではの港湾を活用し、インドネシアやマレーシアからコンテナ船で大量に運ばれるという。

境港市 伊達憲太郎市長:
「燃料の(受け入れで)境港を使っていただけます。どんどんこういう港を活用して(自然再生)エネルギー関連の企業が進出していただければと思います。大きな期待をしています」

電力は、国の固定価格買い取り制度に基づいて、中国電力に売電され、年間30億円から40億円の売り上げが見込まれている。鳥取県境港市内のバイオマス発電所の設置は2か所目で、今回の施設が最大規模となる。


 

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