国・県と連携した浸水対策
国・県と連携した浸水対策
平成30年7月豪雨時,本市で初めて大雨特別警報が発表されました。これまでに経験したことがない記録的な大雨により,市内全域で浸水面積約2,000ha,床上浸水薬1,300棟に及ぶ甚大な被害が発生しました。
被災後直ちに国・県・市などで「福山市域における浸水対策協議会」を立ち上げ,被害状況や発生要因を検証し,2019年2月に「浸水対策に係る行程表」を取りまとめました。
当面の対策として昨年度までに,河川・水路の樹木伐採や土砂撤去,水位計の設置などを実施しました。また早期に実施可能な取り組みとして仮設ポンプの設置や排水ポンプ車の配備,止水板設置補助制度を創設しました。
現在は中期・長期の対策として河川改修や雨水幹線,ポンプ場,雨水貯留施設などを整備しています。
今後も頻発する自然災害への備え強化のため,行程表に基づき,国・県と連携し浸水対策に取り組みます。
仮設ポンプ(吐き口) 仮設ポンプ(のみ口) 排水ポンプ車
東深津町に雨水貯留施設完成!
手城川流域の新たな対策として雨水貯留施設が完成しました。浸水被害が発生する地域の被害軽減のため,東深津町にある市有地を活用。一般的な25mプール(25m×12m×1m)約27杯分に当たる8,000㎥の雨水を一時的に貯留することができます。
完成前 完成後
7月上旬の大雨では約6,000㎥の雨水が貯水され,周辺の家屋浸水は発生しませんでした。
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建設局土木部港湾河川課
Tel:084-928-1141