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【HOME】尾道市中心部の学校再編 市議会〝賛成多数”で「可決」 尾道市/2023.09.20

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2023.09.20

尾道市中心部の学校再編計画について市議会は賛成多数で可決しました。

尾道市教委は耐震強度が低いとして現在、仮校舎に移っている土堂・久保・長江の3校をひとつの小学校に。また、長江と久保の2つの中学校の統合を計画しています。

計画案をめぐっては64億円にのぼる設計費用の是非や統合メリットの1つ「複数学級」の実現について説明が違っていたことから市議会では意見がわかれていました。

計画案に反対の議員「合意形成のできていない案を市議会に丸投げする、提案すること自体、行政行為として正しくないと」

計画案に賛成の議員「土砂災害特別警戒区域に接する敷地を学校施設として利用することはどうしてもできない」

採決「(21対6で)本案は原案のとおり可決されました」尾道市議会本会議での関連議案は出席議員の3分の2を超えたため可決されました。

尾道市教育委員会 宮本佳宏教育長「これからがスタートだと思っております。新しい学校にご協力いただけるように教育委員会としてしっかり取り組んでいきたい」

尾道空き家再生プロジェクト 豊田雅子さん「政治不信が強くなりました。住民や現在の保護者の方としっかりと話をしながらよく考えて進めてほしいと思います」

計画案では2025年4月に統合した学校が開校し、その2年後に新しい校舎が完成する予定です。


 

 

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