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クイズで知る!福山ゆかりの先人 2の巻/2023年2月1日更新

2023年2月1日更新
今月のイチオシ

クイズで知る!福山ゆかりの先人 2の巻

福山ゆかりの先人

「福山」というまちが誕生して400年を機に,本市の出身またはゆかりの深い人物の功績を顕彰し,郷土への誇りと愛着を育み,次代に継承していくため,「福山ゆかりの先人」29名を選定しました。

これまで,選定した29名については,福山城博物館最上階でのパネル展示,市HPでの功績等の紹介を通して顕彰をしています。

⇒ゆかりの先人HP https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/person/99484.html

もっと多くの人に知ってもらうため,広報1月号から「福山ゆかりの先人」についての連載を始めています。

 親しみやすいようクイズ形式で「福山ゆかりの先人」を紹介します。2月は長谷川新右衛門,榮久庵憲司についてのクイズです。

Q 長谷川新右衛門が発展に大きく貢献した本市も伝統工芸は次のうちどれ?

 (1)びんご畳表  (2)備前焼  (3)熊野筆

正解 (1)びんご畳表

【解説】

びんご畳表は「備後表」の名称で,全国的に有名で広く愛用されています。長谷川新右衛門が「中継表」の製法を考案したことで高品質な畳表の生産量が増加し,「備後表」はより高い評価を得ることができました。

長谷川新右衛門(はせがわしんえもん)1521-1621

備後表の功労者。工夫を凝らし,短いイ草を利用した「中継表」の製法を考案し,畳表生産農家に広める。これにより高品質な畳表の生産量が増加し,幕府や宮中へ納める御用表となる礎を築いた。

Q 本市に関係のあるデザインのうち榮久庵憲司が手がけたものは次のうちどれ?

(1)市章   (2)福山市立大学校章  (3)福山市公会堂

正解 (2)福山市立大学校章

【解説】

2010年に榮久庵憲司によって作成されました。瀬戸内海や山陽道を通じて脈々と繋がる本市の「知の歴史性」と「知の伝達,知の創造,知の発信」という福山市立大学の使命を,「知」という漢字をモチーフに表現したものです。なお,(1)市章は福山ゆかりの先人の一人である武田五一が選定したもので,(3)福山市公会堂は,同じく武田五一がデザインしたものです。

榮久庵憲司(えくあんけんじ)1929-2015

東京都で生まれ,福山市鞆町で育つ。現在の福山誠之館高等学校を経て,東京芸術大学に入学。工業デザインに開眼し,GKインダストリアルデザイン研究所を設立する。代表作はキッコーマン卓上しょうゆびんや,秋田新幹線こまちなど。1988年IDSA(米国工業デザイン協会)より世界デザイン大賞受賞。

榮久庵憲司肖像画像(福山誠之館同窓会蔵)

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084-928-1117


 

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