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クイズで知る!福山ゆかりの先人 5の巻/2023年5月1日更新

2023年5月1日更新
今月のイチオシ

クイズで知る!福山ゆかりの先人 5の巻

 福山ゆかりの先人

「福山」というまちが誕生して400年を機に,本市の出身またはゆかりの深い人物の功績を顕彰し,郷土への誇りと愛着を育み,次代に継承していくため,「福山ゆかりの先人」29名を選定しました。

これまで,選定した29名については,福山城博物館最上階でのパネル展示,市HPでの功績等の紹介を通して顕彰をしています。

↠ゆかりの先人HP https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/person/99484.html

もっと多くの人に知ってもらうため,広報1月号から「福山ゆかりの先人」についての連載を始めています。

 親しみやすいようクイズ形式で「福山ゆかりの先人」を紹介します。5月は宮原直倁(なおゆき),木下夕爾ゆうじ)についてのクイズです。

Q 宮原直倁は,「備陽六郡志」の著者として有名です。この六郡とは,深津郡,安那郡,芦田郡,品治郡,分郡とあともう一つ何郡のことでしょうか?

(1)沼隈郡   (2)安芸郡   (3)神石郡

一般財団法人義倉蔵

正解 (1)沼隈郡

【解説】

備陽六郡志は備後国福山藩領の歴史,文化,地理などについて6つの郡ごとにまとめた.郷土史です。福山藩士宮原直倁が30余年にわたり記した44冊からなる貴重な史料であり,後の「西備名区」や「福山志科」にも大きな影響を与えました。

宮原直倁(みやはらなおゆき)1702-1776

現在の栃木県出身。医学・測量の技術を習得し,福山藩勘定方として出仕。江戸時代中期に記された備後国福山藩領各郡に関する郷土史「備陽六郡志」を作成。福山の歴史を知るうえで重要な資料を遺した。福山市重要文化財に指定されている。

Q 本市では,小中学生の詩が対象の木下夕爾賞がふくやま文学館などの主催で毎年開催されています。この賞では,特選・優秀の受賞者に,木下夕爾の詩の一節が刻まれた盾が贈られます。その詩のタイトルはなんでしょうか。

 

(1)春の鐘   (2)夏の鐘  (3)秋の鐘

正解 (1)春の鐘

【解説】

木下夕爾賞は,ふるさとの福山市で詩作を続け,全国でも有名な詩人・俳人となった木下夕爾の功績を称え,2002年に創設されました。「春の鐘」は木下夕爾の代表作の一つであり,尾道市には,春の鐘の詩碑があります。

木下夕爾(1914-1965)

深安郡上岩成村(現在の福山市御幸町)出身。名古屋薬学専門学校(現名古屋市立大学)を卒業。その後,帰郷し,薬局店を経営する傍ら,文学活動を行う。詩作は中学時代から,句作は戦争中から始め,詩,句の両分野で活躍した。代表的な詩集に「田舎の食卓」,句集に「遠雷」などがある。

このページに関するお問い合わせ先

文化振興課
084-928-1117


 

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