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福山城築城400年記念事業 企画展 生誕130年 金島桂華展/2022年7月1日更新

2022年7月1日更新

金島桂華(1892‐1974)は、広島県安那郡湯田村(現在の福山市神辺町湯野)に生まれた日本画家です。
高屋川が流れる、自然豊かな地で育った桂華(本名、政太)は、幼少期から絵を描くことが好きでした。少年の頃、大阪に出て絵を学び、19歳の時に近代日本画の巨匠、竹内栖鳳の画塾「竹杖会」に入門。その後は、日本芸術院会員に任命されるなど、京都画壇の重鎮として活躍しました。
桂華は、生涯にわたり京都を拠点に活動しましたが、郷里である神辺町へもしばしば訪れ、母校や菩提寺へ作品を寄贈するなど、故郷を大切に思っていました。また、周辺には、郷土出身の日本画家である桂華の作品を熱心に収集する愛好家たちもいました。
本作品も、地元福山に伝わる桂華作品の一つで、初夏を感じさせる瑞々しいヤマモミジの青葉、水面を飛ぶカワセミが、生き生きと表現されています。
このたびの展覧会では、市内個人宅で愛蔵されてきた日本画、直筆の手紙、葉書、工芸品を中心に約40点余を展示します。(同展は7月15日(金)~8月21日(日)まで開催します。)

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